自分で考える習慣が大事

「(自分では何にも考えずに)

 どうしたら給料が上がるんですか?

 と言ったいような依存心の高い

 社員になってもらったら困るので・・・」

 

今日、お取引先の勉強会で

講師の方がこのようなことを言われました。

 

勉強会終了後

私は

「たしかに、何にも考えずに

答えだけを求めるの人は依存心が高いんですが。

 

 でも、当の本人は、自分自身が

 依存心が高いなんて全く思ってないと思いますよ。

 そんな人が多いような気がするんです。

 自分は、積極的で、前向きだと勘違いしている。

 そんな人も結構いるように思うんです」

こんな話をしました。

 

「すぐに答えばかり教えてもらおうと

 思うこと自体、依存心が高い証拠なんだけど・・・。

 たしかに、そんなことを

 全くわかっていない人はいますよね。

 でも学校ではそれをOKとしているから

 ややこしいね」(お取引先の取締役)

 

 

『そのことをどう気づかせてあげるか』を

いろいろ話し合っていました。

 

この件に関しては

「答えだけ教えてくれくれと言っていたら

自分で何にも判断できない人になるよ」と

私は言うようにしています。

 

私は就活生に

「もし営業の仕事がしたいと思ったら

 本屋さんに行って、営業マンが読むような本を

 買って読んでみてくださいね。

 ジュンク堂に行くと

 『営業』と書いた棚がありますから。

 自分のフィーリングで、いいなと思うのを

 買ってくださいね」とよく言います。

 

早く内定を受ける就活生は

すぐに本屋さんに行って

買って読んで、私に感想を教えてくれます。

 

内定がなかなか出ない就活生の特徴は

「何の本を買ったらいいんですか?

 本のタイトルを教えてください」と言います。

 

残念なことに

本のタイトルを聞くことが良いことだと

勘違いしていることです。

 

答えをもらう習慣から

自分で考える習慣に変わればいいんですが・・・。

 

これを気づかせてあげるのも

大人の役目なんでしょうね。