願い

static[1]

今日は大分県で
午前中、面接試験をしていました。

スリランカからの留学生も
面接に来てくれていました。

面接の最後に
「なにか会社に対して要望はありませんか?
 どんなことでもいいですよ。
 どこまでしてあげられるかはわかりませんが
 いろいろ言ってくださいね」と
私は彼女にそう言いました。

「はい。私はこの大分というこの町が大好きです。
 それで、もっと外国人の方々が
 働きやすい町になればいいと思っています。
 私がこの地で働くことで、少しでもそうしてけたらと
 思っています。それが要望というか、私の願いです」

彼女は、まっ直ぐに私を見つめたまま
そんなふうに答えてくれました。

要望が、願いが
人のために働くことなんですね。

私はこの要望を聞く前に
お給料のこと、休みが月に6日であること
残業が毎日1時から1時半あることを
伝えました。

「お休みが多いとか少ないこと
 残業なんか、いくらあっても
 そんなことちっぽっけなことは
 どうでもいいんです」と
さらりと言っていました。

素敵ですね。

「頑張る人を応援したい」
素直にそんな気分にさせてもらった一日でした。

PS 彼女は5ヶ国語を話せる才女です。
  東京のある団体からは通訳の仕事で
  来てほしいと言われているそうです。
  ただ、大分が好きで、大分で働きたいと
  思ってくれているようです。