オリジナルカレンダー第三弾 

今日の思いつきコラムは
友人の志賀美春さんのメルマガからの
引用です。

オリジナルカレンダーの話の続きです。

<私の思い>

今週も、年初からに引き続き
オリジナルカレンダーのエッセンスの第三段を
お伝えしたいと思います。

今回は、武学の徳に至る13段階のうち
8段階から10段階までの3段階についてお伝えします。

先週、先々週までの7段階は
主体性を発揮した上で、結果を出すための自律・・・
という云わば自分の成功ための為に有益なステップでした。

主体的で、自律できれば
個々人の成功なんて当然です。

恐らく、世におられる成功者(主に経済的な)は
多くがこの部分についてはできている、
と言えると思います。

逆に、主体的でなく、自律できないのに、お金を持つ人は
小原庄助のように身上潰す・・・
といったことになるのだ、と思います。

そこは、宝くじなどがその象徴で
高額当せん者の8割は当せん前よりも幸せになれていない、
という結果にも現われていると言えるでしょう。

そして、その幸せになれた2割の人は
宝くじ当せん前からお金持ちであった人らしいです。
当せん金以上の資産を持っていて
自分の人生を主体的で自律して生きていた、と言えるわけです。

そこで、8月から10月までは、主体性を発揮し
自律できた後に到達すべき共栄の段階です。

ここで、初めて自分以外の人や社会に
関わりを持ってくる段階となります。

人類は、社会生物として協働生活により命を
繋げてきた生物ですから、
他者とどう関わるか?・・・は非常に重要です。
命の問題、子孫の繁栄の問題です。

では、どう他者と関わるのか?・・・
そのために必要なステップが共栄の3段階となります。

その共栄の過程が、8月からとなります。

8月・・・武を追及する
(武という字は「二つの矛を止める」の意で
戦わない争わない、負けない負けさせない、
というWIN-WINよりも一歩進んだ考え方です)

9月・・・仁を追及する
(仁というのは愛、優しさ、そして、すべての命ある者への慈しみです)

10月・・・勇を追及する
(正しいことを正しく続けること・・・これには勇気が必要です。
お互いが栄えるように勇気を持って突き進むことです)

この3段階は、ここまでできればOKとか、達成とか
そういう基準があるわけではありません。

他者と共に栄えるために、さらに主体的に、自律しながら
それを追い求め続けることです。
常に、より今以上に共栄を求めることです。

これは、主体的であり、自律しているからできること。

スティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」の
第四の習慣から第七の習慣に近い部分があります。

第四の習慣・・・Win-Winを考える
第五の習慣・・・理解してから理解される
第六の習慣・・・相乗効果を発揮する
第七の習慣・・・刃を研ぐ

つまり、「7つの習慣」では、共栄が手に入れるべき最終段階である
ということですね。

非常に重要な段階ですが、武学では次の段階があります。

それは、次週お話しします。