専門家なら

「葛根湯ください」(私)

「はい これです」(薬剤師さん)

「これは確か
 昼食と夕食の間とか
 空腹の時に飲むんでしたよね?」(私)

「えーとこれは
 食間ですから
 食事の最中ですね。
必ずご飯を食べながら飲んでください。
それが一番効果的ですから」(薬剤さん)

「食間って
 そういう意味でしたか?」(私)

「えっえ そうです」(薬剤師さん)

今日、三宮のとある薬屋さんに
葛根湯を買いに行きました。

昨夜から喉が痛くて
もしかしたら
風邪の初期症状かもしれないと思って
薬屋さんに行きました。

その時の会話がこれです。

残念ながら
この薬剤師さん
食間の意味を知らなかったようです。

他の薬についても
お聞きしましたが
やはり何もご存知なかったです。

専門家が
専門のことを知らない。

これではさすがに
残念ですね。

買い物に行った時に
たまにこんなことに出くわします。

専門家に専門知識がないと
誰に聞いたらいいんだ!と
いうことになりますからね。

「あの薬剤師さん
 まるで、採用の現場のことを知らずに
就活生に間違ったことばかり教えている
キャリコン(キャリアコンサルタント)を
見ているみたいでしたね」と
お店を出たあと
隣にいた新下君が私にそう言いました。