「昔、そう30年ぐらい前は
居酒屋のことをスナックって
呼んで時代がありましたよね。
五木ひろしさん・木の実ナナさんの
デュエット曲『居酒屋』は
まさしくそうですよね?」(私)
「覚えていますよ。
あの歌は、よく店で歌っていましたから。
♪♪そうよ たまたま 居酒屋で
横に座っただけだもの♪♪って
歌詞でしたよね。
確かに、今の居酒屋とは違って
あれはスナックかバーですよね」
「言葉の意味は変わりますよね。
時代と共に」(私)
「はい、変わりますよね」
先週、ある女性とこんな話をしていました。
このことを新下君にお話をすると
「それは全く知りませんでした。
でも、他にも変わった言葉を
ご存知ですか?」と彼に聞かれました。
「あっあるよ。
ナンパって言葉
僕が中学ぐらいまでは
ナンパって
硬派と軟派のことで
軟派って
自分の意志もないふらふらした
男のことを言ってたんだけど
高校ぐらいになると
ナンパって
女の子に声を掛ける意味に
変わっていて・・・
昔は『ガールハント』とか
『ひっかけ』とかそんな
言葉を使っていたんや。
全国的に1970年後半から
こうなったかどうかは知らんけど・・
神戸だけか、僕の周りだけか
どうかわからんけど・・・
ところで
今、硬派って言ったら
みんなすぐに意味がわかるんやろか?」(私)
「硬派 僕は意味がわかりますけど
今の大学生とか
普通にわかるんでしょうかね?
もう死語になってたりして・・・」(新下君)
「そうやな。
硬派な男
日本にはもうほとんどおらんもんな。
ほんまの意味で死語になっているかも
しれへんな・・・」(私)
「本当に残念ですね」(新下君)
他にも私が生きている間で
変わった言葉がいろいろとあります。
コラムに書けることも
書けないことも(笑)
『やばい』なんて
少し前まで、『危ない』って意味でしたけど
今は『スゴイ』って感じですよね。
またこの『スゴイ』って言葉も
大昔は『すさまじくヒドイ』という意味でした。
言葉に意味は変わりますから
気を付けて、使わないといけませんね。