ルールを制する者が試合に勝つ。

この3日間、矢野耀大さんの講演会の
ことを書きました。

野球に関することを
書き出すとペンが止まらないのが
私の悪い癖で、
実は今日も野球のことを書かせてもらいます。

今日のお話は野球に興味がない方や
ルールをイマイチご存知ない方には
何を書いているのかさっぱりわからない内容だと思います。

本当にすみません。

野球には興味がない。と言う方は
今日のコラムは無視してください。

ということは
今日のコラムはほとんどの方が
読んでもらえないかもしれませんね。

野球友達の瀬川健二君と
元甲子園球児の沖田勝彦さんだけは
読んでくれていると思いながら
今からコラムを書きます。

現在の時刻は11時15分
私は宮崎空港から特急電車に乗りました。

『ルールを制する者が試合に勝つ』

今日のお話のタイトルです。

高校野球が今年も熱戦が続いています。

4日間、お盆休みを頂いていたので
私は好きな高校野球をテレビで
観戦していました。

済々黌高校(熊本県代表)と
鳴門高校(徳島県代表)との試合。

ルールを制する者が試合に勝つ。

このことを目の当たりにしました。

7回の済々黌の攻撃

ワンアウト
1、3塁の場面。

打者が放った打球は
ショートライナー。

1塁を飛び出した走者は
塁に戻れず、タッチアウト。

通常ならダブルプレーとなり
この回は無得点で終了です。

しかし、この時
3塁の走者は
鳴門のファーストが捕球する前に
ホームインをしていました。

この時点で、得点『1』が
済々黌に入ります。

でもこの時点では
仮の1点です。

この場合
3塁走者は
タッチアップしていることになるので
彼は(3塁走者)
ショートが捕球をしてからしか
塁を離れていけません。

この時
明らかに
捕球よりも先に
彼は塁を離れていました。

でないと
どんなに足が速いランナーでも
ファーストが捕球する前に
ホームインはできませんからね。
(球よりも早く走ったことになりますからね。
 スーパーマンやエイトマンじゃあるまいし・・・
 エイトマンを知っている人が
 このコラムを読んでくれているかどうか
 わかりませんが・・・)

しかしながら
『離塁が早い』と
鳴門側は審判にアピールしないといけません。

審判にアピールすれば
3塁ランナーはアウトになり
得点1も取り消されます。

ここで
済々黌のメンバーは
アピールさせないために
すぐに守備に付き
何もなかったかのように
試合を続けました。

守備交代をされたら
もう鳴門側に
アピールする権利は一切ありません。

この時点で
済々黌に正式に1点が加点されることになりました。

「頭いいわ」
私は思わずテレビの前で
呟いていました。

きっと済々黌の監督やメンバーは
常日頃から
いろんなケースを想定して
練習を積んできたはずです。

だからこそこの甲子園という
大舞台で、こんなことが
普通にできのだと思います。

彼らの準備のレベル
用意周到さは半端じゃないですね。

きっとめちゃめちゃ頭がいいんだと思います。

彼らを見ていて
社会でも大出世するだろうと思いました。

いや~
あっぱれです。

ほんまに凄いわ!!!

私の両親は徳島出身のため
鳴門高校を応援していたんですが・・・(笑)

まっ仕方ない。

勝負事ですから。

今、おそらく時間的に
済々黌高校と
優勝候補筆頭と言われる大阪桐蔭高校とが
戦っているはずです。

強豪の大阪桐蔭ですが
今日は苦戦を強いられるでしょうね。

私は関西人なので
大阪桐蔭を応援しているのですが・・・

やっぱり
どっちもガンバレ!!!

この試合で勝ったチームが
優勝するような気がしてなりません。