『降りてゆく生き方』から ③ひとつの命でつながっている。

『降りてゆく生き方』から

自然農法を行い
日本一おいしいお米を作っている
農家の人。
ここでは二宮さんという役名になっています。

彼は罠にかかった小熊を助けて
小屋で育てています。

(二宮さんが、五十六さんに言った言葉)

昔の人はね。
熊を神様のお使いだと信じていたんだ。
ずっとずっと昔、二千年も四千年も前
縄文時代っていうんだ。
縄文の人たちは、森と一緒に生きてた。
森には神様がいて、
森の中でも大きくて強い熊に
神様の力を感じてたんだ。
そしてね、熊も狐も小鳥も草も木も人間も
みんなひとつの命でつながっている。
そう信じていたんだ。

でも、いまの人はどうかな。
人間だけが特別で
一番偉い
そう思っていないかな。

(柳本)
昔の人たちから
学べることがたくさんあります。

温故知新

この言葉を思い出します。