見ること 描くこと

今日の思いつきコラムは
友人の志賀美春さんのメルマガからの引用です。

『見ること・描くこと』
この大事な意味がわかると思います。

<私の思い>

突然ですが・・・。

ジグゾーパズルを完成させるのに
一番重要なことはなんでしょうか?

いかがですか?

これは、本当にすっごく大切なことです。

あまり焦らさずに、お伝えします。

それは・・・

「箱の絵を見ること」です。

箱の絵を一度も見ずして
ジグソーパズルってできるでしょうか?

不可能ではないと思いますが
かなりの難易度だと思います。

つまり、完成図
得たい目標の明確化=セルフイメージを持たずに、
漠然とした希望を形にすることは至難の業なのです。

チームで目標を立てて、それを追い続けるときにも、
このイメージの共有はメチャクチャ重要です。

では、どうやって同じイメージを
共有したら良いのでしょうか?

まず、それが理念です。

これなしにチームが一丸となって創り出そうとするのは、
箱なしで、ジグゾーパズルに取り組むようなもの、
言葉なしでコミュニケーションしようとするようなものです。

無理じゃありませんが、難しく、効果的ではないのです。

そして、もう一つ重要なことは
チームリーダーにとっての箱の絵。

これは、進捗を確認する唯一の手段でもあります。

箱の絵に至るまでに、どの部分にどれだけの
資本(人的・物的・金銭的)が投下され、
どの部分の進行が遅れていて
問題点は何で、その解決法は誰が担当して、
それはどう進捗していて・・・。

というような統括をするためには
箱の絵と現状との問題認識ができないと、
現場監督としての機能はしません。

ですから、箱の絵を明確に浮かべ、今の状態の把握をすること。
これが、空間把握であり、管理に重要な思考です。

これが出来ていないと、完成はいつのことやら・・・。
全くの人任せの部門任せ・・・。

指揮者であれば、行き当たりばったりのマエストロです。
自分の作品もくそもありません。

これは、家族でも、組織でも、コミュニティーでも、同じことです。

ですから、チームリーダーは
感覚ややる気だけじゃ、務まりませんね。
しっかり空間把握をしないと・・・。