今日のコラムは
昨日、届いた就活生からの
メールからはじめます。
(就活生からのメール)
柳本さん
こんにちは。
先日は質問力セミナーして
開講してくださり
ありがとうございます。
実は今日、ある会社の説明会に参加し,
若手社員との懇談する場があったのですが、
学生からの質問の中には
「残業はどれくらいあるのか」
「仕事をしていて一番辛かったことは」など
尋問が見受けられました。
柳本さんの質問力セミナーに
参加しておいて本当によかったと思いました。
(柳本)
わざわざこんなふうに
お礼メールをくださる
この学生さんは
内定もすぐに出るでしょうね。
先日、大阪で質問力セミナーを行いました。
その中で、
誤解を与える質問の話をしました。
会社説明会や面接の最後に
質問タイムがあります。
その質問タイムで
「残業はどれくらいあるんですか?」
「ノルマはありますか?」
「休みはきちんと取れるのでしょうか?」
「福利厚生はどうなっていますか?」
このような質問を普通にしてくる学生さんが
現実にいます。
私たち採用担当者は
「あーあ くだらない質問だな」と思いながらも
丁寧に答えていきます。
これらの類いの質問がなぜ良くないのか
おわりでしょうか?
これらは『仕事をしたくないうえでの質問』だからです。
少なくとも
この質問を受けた私たちは
そう思います。
とても残念な質問です。
わざわざ誤解を与えるようなことを
言わなければいいのに・・・と
面接時、私はいつも思っています。
ここまで書くと
「じゃ良い質問って何なんですか?」と
聞かれそうですね。
良い質問とは
『仕事をしたいと思う中で知りたいこと』です。
質問って
大事ですよ。
あなたが本気かどうか
その質問のレベルで
相手は判断しますからね。