最悪の指導

「ウソつかなくていいんですね。

 本当によかったです」

 

先日、就活応援セミナーを実施していました。

 

セミナー終了後

女子学生が私の元へ

相談をしにきました。

 

履歴書にウソを書くなんて

以ての外だと

私はセミナーで話をしました。

 

当たり前のことなんですが。

 

実は彼女

大学のキャリアセンターで

ウソを書くように強要されたそうです。

 

「大学のキャリアの先生が

 『ウソを書いて内定を獲得するのがいいのか

  ウソをつかずに内定がもらえなくてもいいのか

  どっちがいいんだ』と言われていたんです」

 

キャリア課で働いている

キャリアコンサルタントから

こんなこうふに

責められていたそうです。

 

 

「履歴書にウソを書いたらいけないですよ。

 ウソがあれば、会社はそれを理由に

 解雇する場合もあるし

 そもそもウソをついて

 内定をもらおうとする姿勢が

 おかしいよ。

 申し訳ないけど

 そのキャリアコンサルタントは

 人として、ダメだと思うよ。

 でもそこまで言われても

 正しいことを書こうとした

 あなたは偉いと思うわ」

 

私はこんなふうに

彼女に言いました。

 

 

それにしても

世の中には

くだらないことを

教える人間がいるもんですね。

 

こんなキャリアコンサルタンを

この大学はなぜ雇っているのか

私には理解不能です。

 

学校をあげて

履歴書にウソを書けと

指導しているとは思えませんが。

 

履歴書にウソを書け

面接ではウソをつけ

 

こんな馬鹿げたことを教える指導者が

いなくなることを

心から祈っています。

 

就活生が可哀想過ぎます。