何をどうするのか? きちんと答えよう。

先日、たまたまテレビを観ていると

スキージャンプの高梨沙羅さんが

インタビューを受けていました。

 

「東京オリンピックの招致のためにも

 活動されるんですね」(インタビュアー)

 

「はい、私は東京の人間ではないので

 東京の良さはよくわかっていませんが

 日本のことをきちんと調べて

 日本の良さを世界の方々に伝えたいと思います」

(高梨さん)

 

ほぼこんなことを答えていました。

(テレビを観て、そのまま覚えている通り

書いていますから実際は少し言葉が違うと思います)

 

 

本当に賢いなと

私は感心しました。

 

世界の方々に

日本でのオリンピック開催を呼びかけることが

選手の役割です。

 

世界の方々に

東京をピーアールする必要もありません。

 

世界から見ると

あくまで、日本で開催するかどうかですからね。

 

東京をやたらとアピールしていた

政治家先生もいらっしゃいましたが・・・。

 

世界から見たら

東京でのオリンピックではなく

日本でオリンピックを行うかどうかです。

 

東京でオリンピックが行われるかどうかは

あくまで日本の国内だけでの話題です。

 

その視点が

高梨選手にはあったのでしょうね。

 

 

誰に対して(海外の方々)

何を伝えるのか(東京ではなく、日本の良さ)

 

それがわかっているんですね。

 

彼女はまだ16歳です。

 

 

「はい、がんばります」と

いい加減なことを答える人が多い中で

きちんと自分が何を伝えないといけないのか

彼女はわかっていますよね。

 

 

「がんばります」ではなく

「何をどうしていくのか?」

きちんと答えらえる人に

ならないといけませんね。