売り込むことを指導されたら、無視しましょう。

今日のコラムは

先日、私のセミナーに来てくれた

就活生からのメールです。

 

(就活生からのメールです)

 

本日はセミナー、模擬面接に参加させていただき

本当にありがとうございました。

 

模擬面接では自分では気づかなかった

悪い点を指摘していただき、

今後の面接の参考になりました。

 

特に「プロ意識」や「完璧な」など

売り込もうとする言葉は入れなくてもよい、

と指導していただき、本当に助かりました。

 

大学のキャリアセンターではこの文章で

OKをもらっていたため

今日の模擬面接がなければ面接本番で

言ってしまっていたと思います。
帰りの電車で「短所を言えたら内定が出る」を

読ませていただきました。

 

私の今までの就職活動が

いかにマニュアルや噂に

惑わされたものだったのかに気づきました。

 

就職活動を始めた当初は

マニュアルの解答例を見て

「なんか話がずれてないか?」

「こんな答え方をしなければ内定は

もらえないのだろうか?」と

思っていましたが

 

誰に相談しても「このように答えなさい」と言われ、

実際集団面接に行っても

皆同じような回答をしており、
いつしかそのような答え方に

疑問も感じなくなっていました。

 

必死に自分を売り込もう売り込もうと

努力していました。

 

でも今日のセミナーで

正直に素直に答えることの重要さを

知ることが出来ました。

 

確かに面接担当者と会話が

出来なければ意味がないですよね。

 

このことに気づけて

今日参加して本当に良かったなと思っています。

 

本当にありがとうございました。

 

 

(柳本)

 

メールありがとうございます。

 

「私は何事もプロ意識を持って取り組み

何事も完璧に仕上げていきます」

 

もし、面接でこんなことを言われたら

私は、ウソつきだと

単純に思いますし、

面接も早く終わりたい気分になります。

 

(ちなみに、上記の学生は

 ここまで、馬鹿げたことを

 自己PRって言ったのはありません。

 あしからず)

 

「売り込もう」

「売り込もう」とする人を

好きになる人もいませんし

そんな人と会話をしたいとも思えません。

 

こんなことを勧める大人が

いること自体、とても残念です。

 

学校の先生に言われたり

本に書かれていたりしたら

素直に信じてしまうかもしれませんね。

冷静に考えたら

明らかに間違いですけど。

人として。

 

くだらない指導を撲滅させたいものです。

 

とにかく『売り込み指導』をされたら

無視しましょう。