焦って、何かをしてしまう。
そんなことって
ありますよね。
焦って、何かをして
うまくいったことってありますか？
私はほとんどありません。
全くなかったと言ってもいいぐらいです。
「焦らなくても大丈夫。
焦るぐらいならやめておけば」という
お話を今日のコラムで書きたいと思います。
私が小学生の頃
オイルショックというのがありました。
トイレットペーパーが日本から無くなるぞ！！と
やたらとそこらじゅうで、あおる人たちがいました。
もちろんニュースでもそんな放送が流れました。
トイレットペーパーひとつを買うのに長蛇の列。
そんな状態でした。
「周ちゃん、心配せんでも
トイレットペーパーが日本から無くなったり
石油が世界から無くなったりはしないから。
世間が騒ぐなら勝手に騒がしとき
何の問題もないわ。
誰かが、汚いことして、儲けたろうとしてるだけやから」
15歳年上の兄は
私にそう言ってくれました。
兄は大学で経済を学んでいたので
こんなカラクリが簡単にわかっていたのでしょう。
トイレットペーパー騒ぎは
ほんの２ケ月ほどで
その騒動は終了し
何もなかったかのように
スーパーにはトイレットペーパーが
山積になっていました。
何か同じようなことがよく起こりますね。
消費税が上がるから
今のうちに買っておこう。
とか
エコポイントが使えるうちに。
とか
少しの前のエコポイントのときなどは
エコポイントが終了してから
液晶テレビの価格なんて、ダダ下がりでしたからね。
今のうちにエコポイントを使おうと
無理した人たちが
あとで泣きをみることになりました。
何かがあると
誰かが焦らせようとしますが
気を付けてくださいね。
明日のコラムでもこの関連のお話を書きます。
