焦らせようとする輩とは付き合わない

昨日のコラムの続きです。

先日、人事担当者が20名ほど集まる会議がありました。

私も毎回、参加させてもらっています。

前回のテーマは『インターンシップ』でした。

新卒の採用時期が、どんどん遅くなるなか
多くの企業が、できるだけ早く
学生にアプローチをしようと考えていました。

その対応策として
インターンシップを行うというものです。

「当社も今年からはインターンシップに
 力を入れて・・・・」

こんな話が続きます。

そして、いよいよ私の発表の番になりました。

「私は話すことないです。
 インターンシップなんて
 全く興味もないですから」

私は敢えて、吐き捨てるように
そう答えました。

大事なことを伝えるために・・・

インターンシップなんて
こんな無駄なこと
全て企業がやめればいいのに

私はそう思っています。

みんながするから
自分もしないといけない。

やらされている感
満載の行いです。

それ以上に
こんな無駄なことに
多くの費用が掛かっているのです。

またこんな無駄なことを
させながら暴利を
むさぼっている企業もあります。

なにか釈然としません。

目的が、あって
インターンシップをするのであれば
いいのですがね。

たとえば
3年生の夏休みに
仕事の本質を学んでもらって
社会に出ても
バリバリ仕事のできる人に
育ってもらおうとか。

こんな思いや目的があればいいのですが。

本来の意味でのインターンシップであれば
学生のためにも社会のためにも
なりますから、ぜひ実施してもらいたいです。

しかし、
他社よりも採用で差をつけてやろうと
そんな小賢しい目的なら
なんの意味もありません。

賢い学生は、そんな行いをする企業に
就職するはずがありませんから。

賢い人は、常に、人の行いを
見ているものです。

まわりがするから
自分もしないといけない。

これをビジネスの話に
置き換えると
他社が値引きをしたから
自社も値引きをして
対応しないといけない。という
感じでしょうか?

これは泥沼に
自ら踏み込んでいるのと同じです。

ビジネスの鉄則では
まわりがするなら
自分はその逆をしないといけません。

これが頭を使うということです。

焦って、踊らされることはないでよ。

今回は具体的に
インターンシップの話を
書きましたが
世の中には、変に焦らせようと
する輩がいますから
気を付けてください。

親御さんが
自分の子供に対して、焦らせるのなら
意味もわかります。
利害関係がないですからね。

焦らせようとする輩が
利害関係者なら
要注意です!!!

さぁ早く、契約書に判を押せ!!!

こんな輩と付き合ってはいけません。

人を焦らせたり
人を不安に貶めたりする輩に、
いい人間なんていませんから。