大きく見せようとすると、小さく見える。

「大きな話ばかりする男って

 ちっちゃいよね」

 

「そうそう

 あのプロジェクトとは俺が

 やったんだ。なんて言う人に限って

 本当はなんにもやってなくて・・」

 

「そうでしょう。

 具体的にどんなことを

 されたんですか?なんて

 訊いたら、しどろもどろになるし・・・

 見ていて可哀想になるわ。

 誰にも相手にされないんだろな・・・って」

 

先日、仲良しの女性社長と

ラウンジに飲みに行きました。

 

本当は、その社長をバーにお連れしようと

思ったのですが

「ラウンジの方が楽しいから」と

言われてしまって・・・・。

 

上記の話は

女性社長とラウンジのホステスさんと

会話でした。

 

私は横で、

「たしかに・・・」と

思いながら、その話を聞いていました。

 

でも

最近は上記のようなことを

いう人とは会っていないなと思いながら

「ハッ」と思いました。

 

面接の現場では

しばしば会います。

 

「私のコミュニケーション力は

誰にも負けません。

なぜならば、居酒屋でアルバイトを

2年間も続け、アルバイトリーダーをしていて・・・」とか

延々と聞いてもない話をする就活生です。

 

「アルバイトは何かしていますか?」と

私が尋ねると

急に上記のような話をし始める人がいます。

 

「聞いてないよ」と心の中で叫びながら

話が終わるまでの

長い時間をひたすら待っています。

 

もちろん

こんな就活生ばかりではなく

楽しく会話をしてくれる方々も

たくさんいます。

 

たまにしかいないから

逆に目立つのですが。

 

自分を大きく見せようとすると

本当に小さく見えてしまいますね。

 

『大きく見せようとすると

小さくしか見えない』

 

これは法則ですね。

 

『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』