自己分析で、よく耳にするのが
「過去を振り返ることで
自己を理解でき、自分に合った仕事が見つかる」という話です。
本当にそうでしょうか?
野球をしたことのない人が
野球の本を読んだだけで
自分は、どのポジションで活躍できると
わかるはずがありません。
正社員として仕事をしたことがない学生さんが
過去を分析したところで、職業適性を見つけるのは不可能です。
「私は小さい頃からお菓子が好きなので
お菓子メーカーの御社しかないと思い
志望しました」と言っても
人事は相手にしません。
ここまで極端なことはないにしても
無理矢理な自己分析から出てくる回答は
無意味なものでしょう。
自己分析がもっと怖いのは
自分の可能性を狭めることです。
私には「これしかない」と思いこんで
就活をしてしまうことです。
可能性は無限にあります。
可能性の高さは若さの特権でもあります。
ですから、自ら可能性を狭める必要はありません。
明日はもっと残念な自己分析の話を書くことにします。
明日のコラムを読んでもらえたら
無駄な自己分析などしなくても済むことでしょう。
他にすべきことが
いっぱいありますから
限られた時間を有効活用してほしいと思います。