昨日のこのコラムで
紹介した栗山朝亜輝君と
先週の土曜日に
食事に行きました。
実は土曜日に
大学で授業がありました。
少しだけ私の代わりに
就活の体験談を話してほしいと
彼に頼むと
二つ返事でOKでした。
彼はいつも
「はい、喜んで」と言いながら
受けてくれます。
授業終了後は
来月から作成するDVDの
コンテンツを一緒に考えてもらうため
彼に時間を取ってもらっていました。
私はその前日、彼に
「どこでもいいから、栗山君が
食べたいものを食べられるお店を選んでて」と
伝えておきました。
当日、彼が選んだお店は
魚料理の専門店です。
「明石やから、やっぱり魚やんね」と
私が言うと
「せっかく先生と、明石で食事をするんなら
やっぱり魚やろと思って・・・」
彼はニコニコしながらそう言っていました。
私と栗山君は
楽しく食事をしながら
コンテンツの打ち合わせしていました。
『明石だから魚』
たしかに
そのフレーズはしっくりときますが
栗山君なりに、この店を選んでくれたんだと思います。
私は面接試験(二次面接)を
焼肉屋さんですることにしていて
その週は、面接が目白押しでした。
彼はそれを知っていて
『魚しかない』と思ったのでしょう。
彼はいつも当たり前のように
その判断ができます。
もちろん焼肉だったとしても
私は何一つ文句を言わず
楽しく戴きますが・・・。
「なんでもいいよ、選んで」
⇒「なら柳本さんは何がいいですか?」
こんなダサイ質問をするような男ではありません。
若くして仕事ができる人は
共通して
相手の状況や心情を把握しているものです。
(もちろんある程度という意味ですが)
彼からは学ぶことばかりです。
彼と知り合えたこと
また彼が、親しくしてくれることに
心から感謝しています。
なんでも当たり前のようにできる彼と
知り合えたことは奇跡だと思っています。