セールスマンの適格者

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昨日、また一倉定さんの『経営心得』を

読んでいました。

もう17年も前に購入した本なのですが

今でも毎年のように目を通します。

 

116~117頁に

にこんな話が書かれていました。

 

【見出し】

『セールスマンの適格者は

 頭の回転が遅く

 社交性に欠け

 口が重いこと』

 

一見、反対のことと書かれているようにも

思えますよね。

 

117頁の結びのところに

 

『口が重いこと

真面目で

陰ひなたなく根気強く

これがセールスマンに要求される

最も大切なことである』

 

まさにその通りだと私も思いました。

 会社員時代、トップセールスだったO先輩は

まさに『 』に書かれた通りの方でした。

 

 今日、就活のセミナーで

 学生さんから相談を受けました。

 

「僕は営業マンになって

 成長していきたいと思っているんですが

 口ベタなんです。

 それでも営業マンになれますか?」(学生さん)

 

「もちろん。トップセールスの方は

 たいてい口ベタだよ」と私は彼にそう言いました。

 

 彼はニコニコしながら

「安心しました」と言ってくれました。

 

私も昔は口ベタだったんだけどな・・・。