今日の思いつきコラムは
政界の道を歩みだした友人のブログの引用です。
(友人のブログから)
野球のことにはあまり興味がないのですが、
昨日のダルビッシュ選手のニュースは
色々感じるところがありました。
勝負の場求めて決断=日本選手の低評価にも発奮―ダルビッシュ会見
「メジャーに行くくらいなら野球をやめる」とまで
語っていたダルビッシュ選手。
今回メジャーに挑戦することについて、
「球団よりもオーナーよりもまず応援してくれた
ファンの皆さんに話をしたい」と
昨日の札幌ドームでの記者会見となりました。
経験を重ね、立場が変わり、周りの環境も変化する。
その中で考え方が変わることは当然あります。
時には180度変わってしまうことも。
その時に何の説明もしなかったら、ただの嘘つき。
「前は反対のことを言っていたのに」
ということになってしまいます。
この世界に入って思うのはその説明を飛ばす人が多いこと。
本当にびっくりします。
「えっ?こないだ言ってたことと全然違うよね??」
と、こちらは戸惑っているのに当の本人は平気の平左。
もちろん説明はありません。
普通に社会人生活をしている中では
あまりそんな人はいませんでした。
そういう人を私は信用できません。
さっきも言ったように考え方が変る事は当然あります。
その変化の過程を、理由をきちんと説明さえしてくれれば
こちらは納得します。それをしない。
昨日のダルビッシュ選手の偉かったところは
「まずファンに説明したこと」
一番釈然としないだろうと思われる
もしかしたら自分の気持ちの変化を許してくれないかもしれない。
その人たちに真っ先にきちんと自分の口で説明した。
そこが素晴らしいです。
昨日の野田総理とは正反対。
ダルビッシュ選手の方が当たり前の対応だと私は思います。
あまりにも対照的な二つの会見が同じ日に行われた。
昨日はそんな一日でしたね。
PS
先日、大学生対象に
「日本の首相は誰か?」(苗字だけでも可)と
テストに出してみました。
すると正解率が83%でした!!!
17%の大学生が
野田首相のことを知りませんでした。
これは高い数字なのでしょうか?
どうなのでしょうか?
説明責任を果たせる首相になれば
限りなく100%に近い認知度に
なることでしょう。