『切り口力』

今日の思いつきコラムは
友人の藤原唯人さんから戴いた
メールを記載します。

将来塾内で
言葉の意味を考えようという
セミナーを行いました。

そこに藤原さんにもお越しいただきました。

昨日のコラム『大事なことは恋愛で学んでいる』も
藤原さんのお言葉です。

(藤原さんからのメールです)

柳本さん,

お世話になっています。藤原唯人です。
本日はセミナーに参加させていただき,
誠にありがとうございます。

たいへん有意義な時間を過ごすことができました。
率直に楽しかったです。
また,若い人たちの前で持ち上げていただき,
面映ゆかったです。

(中略)

本日のようなセミナーは
この歳になっても非常に新鮮に感じました。

何より,学生たちの発想が面白いことに感銘を受けました。
柳本さんのセミナーに自ら来ようという学生だからこそ
そして,これまでのセミナーの成果があったからこそ
あのグレードの学生が揃っていたのかもしれません。

最近よく思うのは,現代において求められているのは
「切り口力(きりぐちりょく)」かもしれないということです。
情報そのものは,調べれば行き着くことが可能な世の中であるし
そもそもあらゆる情報が誰かにとって既知とされています
(つまり誰もが未知のものは
もう世の中に存在しないのではないか)。

そうしたとき,既知のカタマリに対して
誰もが同じ方向からナイフを入れているところ
人とは違う角度からナイフを入れる能力が
現代においては求められているのかもしれません。

こうした「切り口力」はどうやったら
鍛えられるのかなと思っていたのです。
本日のセミナーを伺い
そのヒントを得ることができたように思います。

(柳本)

藤原さん
本当にありがとうございます。

『切り口力』
いい言葉ですよね。

『切り口力』のヒントが
言葉の意味の定義にある。

私もそんな気がしています。

またゆっくりとお話できれば
嬉しく思います。