今日の思いつきコラムは
友人の志賀美春さんのメルマガからの引用です。
『何もないより波乱万丈がいい』というお話です。
<私の思い>
2月18日は、私の次男の誕生日で、19歳になりました。
今まで、このメルマガで
高校受験の時に模試の結果で自暴自棄になりかけ、
その際のやり取りを書いたりもしました。
また、函館の高校で寮生活をし
学校から呼び出しを受けたり・・・。
色々あって、そして、
この一年予備校に通い、浪人生活をしていました。
去年の秋から、センター試験を前に
目指すべき志望大学に関しての相談やすり合わせをしよう!
と投げかけても、黙りこくっていて
なかなか話になりませんでした。
一体、何を考えているのだろう?・・・と
理解できずにいましたが、
センター試験終了後やっと分かりました。
さすがにセンター試験が終わったので
話をしないままではおられず、
進路会議を行いました。
そこで・・・。
驚いたことに、大学には行かない
という希望を出してきました。
では、どのような人生にしたいのか?というと・・・。
「世界中の人たちの生きる勇気を与えられる
アニメのイラストレーターになりたい」
とのこと。
そのために、専門学校に行きたいと・・・。
それも、やはりそういう環境としては
絶対に東京でないと話にならないから、
東京に行きたい・・・と。
実際去年から、友達の書いている小説のイラストを担当し
打ち合わせを重ね、
雑誌の懸賞に応募しようとしているとのことでした。
なるほど、予備校に通わせてもらっていて、
その方向変更を相談することに気兼ねをしていたのだと、
やっと合点が行きました。
やりたいことが明確になっていることは、素晴らしいことだと思います。
自分自身を振り返ってみても
19歳の時点で将来の希望は持っていましたが、
それは、自分自身に関するものであり
その自分が他者や社会にどう貢献するのか、
というビジョンは無かったと思います。
それが、自分の作品により
読んだ人に生きる力を与えるイラストレーターになる
というかなりハードルの高い目標設定をしたことについて
嬉しくも感じました。
おそらく、今後の道もそう平坦でもないでしょうし
モチベーションを高く維持するために
様々な障害も多くあるかも知れません。
しかし、多くの壁にぶち当たりながら
前に進んで行って欲しいな、と思います。
何もない人生よりも、波乱万丈な方が面白いと思います。
そのまま、大学に行くよりも
必ず多くの大波・小波が絶えず押し寄せる環境。
それを選んだ次男が、求めてスキルを磨き
人とのご縁をいただき、どう社会に貢献してくれるか?
楽しみになってきました。