特別な日

「みなさん、今日は何の日か知っていますか?
今日は4年に一度しかない2月29日。
そう今年はうるう年なんです。
4年に一度しかない日だから
今日は特別な日にしましょう。
この特別な日に
将来塾の柳本塾長に
わざわざ京都まで来ていただきました。
就活が楽しいと思える、
今日が特別な日になることを僕は願っています」(倉橋君)

今日、京都で就活のセミナーを実施しました。

主催は、塾生の倉橋税(ちから)君です。

以前から、自分の友達にも
就活のことを教えてあげてほしいと
倉橋君に頼まれていて、
それが今日この日になりました。

みなさんは、
2月29日と聞くと
どう思うでしょうか?

私は単純に
「一日得した!」
そう思ってしまいます。

これが商人(あきんど)の性と
いうものでしょうね。

逆に「一日労働が増えた」と
思う方もいるかもしれません。

ずいぶん前の話ですが、
NBP(日本プロ野球機構)の年間試合が
10試合ほど増え、
144試合になりました。

その時に労働組合日本プロ野球選手会が
「試合増えた分の日割りで給料を上げろ」
とNBPに嘆願書を叩きつけたことがありました。

大の野球ファンの私は、
そのことがとても残念で仕方ありませんでした。

プロ野球選手は、一人ひとりが個人事業主と同じで
球団と契約を交わしています。

だからこそ、商人魂で試合にも
臨んで欲しいなと素直に思っていました。

試合数が増えれば、
それだけ活躍できる機会が増えます。

実際、プロ野球では
ヒット1本 ホームラン1本 盗塁1個
投手なら勝利やセーブなどに
それぞれ賞金や賞品がついてきます。

また試合数が増えた分、
新記録を出す可能性すら増えます。

それが証拠にプロ野球の歴史上、
イチロー選手だけが成し遂げた
年間200安打(210本)は、
144試合になって、
毎年のように誰かが達成しています。

チャンスが増えたと思うか、
休みが減ったと思うか、
それはその人の考え方次第でしょうね。

仕事できる日が一日増えた。

私はそのことがとても嬉しいです。

2月29日

今日はやっぱり特別な日です。

倉橋君

本当にありがとう。

あなたの『特別な日』という言葉に
特に、気持ちの入った講義ができたと思います。

感謝しています。