言い訳

「教えてもらえないって
 本当に残念ですね。
 そんなふうに生きてしまったのが・・」(新下君)

「ほんまやな」(私)

もう随分前のことですが
私があるセミナーに参加した時
何をどう伝えても
言い訳ばかりする学生さんと
お会いしました。

話の内容のほとんどが
大学の偏差値が低いから
自分は絶対就職ができないと
いうものでした。

とても残念でした。

ほとんどの人事担当者が
大学名なんて気にしていないし
本人の人柄や考え方を見ているだけなのに・・・。

でも
内定が獲れない理由を
周りの責任にするような考え方なら
確かに就職もできないかも知れませんね。

せっかくの能力を
言い訳ではなく
行動に移したらいいのにと
思いながら
優しくお話をしたつもりでしたが・・・

私もさすがに
この学生さんに何かを伝える気も
なくなってきました。
私もさすがに
この学生さんに何かを伝える気も
なくなってきました。

世の中には
いろんな人がいます。

普段、話すことは苦手なのに
言い訳をし出すと
スラスラと立て板に水のように
話せる人がいました。

あれには驚きました。

そんな論点で
よく言い訳を考えつくものだ
と思いました。

言い訳がましい人には
何も教える気にもなれません。

言い訳がましい人は
何をしてもうまくいきません。

協力してくれる人が
いなくなりますからね。

全てが人のせいですから
誰も怖くて、その言い訳の達人には
近寄れません。

善意も悪意に
変換されてしまいますからね。

言い訳とは
『私は無能な人間です』という
アピールなのです。

残念ですね。

言い訳に
力を集中する生き方は。