判断基準

今日、大阪で就活イベントがありました。

私は「人事担当者の質問の意図」という講演を行い
面接の問いの意図や人事担当者の本音を
いろいろと話しました。

講演の中で
「長所・短所を聞かれたら
 普通に、長所と短所を答えてくださいね。
 人事がこの質問をするのは
 自分のことを分かっているのかどうかを
 知りたいだけだから」と
お話しました。

講演後、就活よろず相談所を設けてもらい
学生さん達の相談や質問に答えていました。

相談所に来てくれた就活生が
こんなことを私に言ってくれました。

「私はマニュアル本を参考にしていたのですが
 何か変だなと思っていたんです。
 短所を聞かれても
 長所に結び付けて言わないと落とされるとか
 書いていたんですけど
 こんなことを言ったら
 人事の方が腹立つだろうと
 思っていたんです。
 だから今日、人事担当者をしておられる
 柳本さんと話ができて
 本当の話を聴けて良かったです」

私も本当に良かったなと思いました。

それにしても
未だに、短所を聞かれたら
長所に結び付けろと
訳のわからない指導をしている方がいるとは・・・
トホホ・・という感じです。
 

就活生の方は
いろんな本を参考にして
就活に臨むことと思います。

でもそこで
一度、考えてみてください。

このことをすれば
相手は楽しく思うのか?不快に思うのか?

相手を不快な気持ちにする行為を
わざわざする必要はないですよね。

そのことをして
相手が楽しいと思うなら ○
相手が嫌に思うなら ×
そんな判断基準を持ってくれるといいですね。

就活に関連する本なら
ジャーナリストの石渡嶺司さんが
書かれた本を
何冊か読んでもらえると
真実がわかると思います。

本当によく調べてあげて
本を書かれていますから。