今日は彼岸の入りですね。
私は朝から宮崎に来ています。
こちらはなんと20度を超える気温でした。
暖かいというより
むしろ暑いって感じです。
夏が近いような感じさえありました。
彼岸を過ぎたら
寒さも和らぐとは
本当に昔の方は
自然と一体になって
物事を悟られたようです。
この彼岸の意味ですが
元々は「煩悩を脱した悟りの境地」のことだそうで。
煩悩や迷いに満ちたこの世を
こちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して
向う側の岸「彼岸」と呼んだそうです。
実家にいた頃
私は母親と暮らしていました。
お彼岸の日だけは
肉と魚を食べませんでした。
「お彼岸の日だけは
殺生したらあかんから」と
いつも母親はこの言葉を言いながら
精進料理を作ってくれました。
今では
こんなことが
遠い昔のような記憶のようになっています。
それではあかんよなと
思いながらも
今夜はみんなで
中華料理を戴いていました。
まっ午前中は
フルーツだけで
済ませたので
今日はこれだけでいいとしましょう。
お彼岸の日には
思い出すことが
いろいろとありますね。
この時期になると
いつも口づさむ歌があります。
さだまさしさんの作詞・作曲の
『僕にまかせてください』という曲です。
さださんは
恋愛の詩を書かれても
とても知的ですよね。
日本の大事な文化や伝統が
描かれています。
『僕にまかせてください』
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=5849
「彼岸過ぎたら僕の部屋も
あたたかくなる」
このフレーズが大好きです。