「どんな人が好きですか?」
私は就活セミナーでこの質問をよくします。
「いつもニコニコしている人」
「周りに気配りができる人」
「一緒にいて楽しい人」
「素直な人」
「人の話をよく聴いてくれる人
(その上で的確に答えてくれる人)」
「相談に乗ってくれる人」
たいてい
こんな答えが返ってきます。
「じゃ 嫌いな人ってどんな人?」と
聞くと
「傲慢な人」
「嫌味な人」
「偉そうな人」
「自分を売り込もうとする人
(自慢話ばかりする人)」
「人を貶す人
(人を見下す人・他者比較ばかりする人
人と自分を比べて一喜一憂ばかりしている人)」
「人の話をちゃんと聞かない人」
こんな答えが返ってきます。
これらは人間関係の大事な要素でしょうね。
たまに営業マンでも
自社商品の自慢ばかりして
他社商品を平気で貶す人がいます。
こんな強引なだけの営業マンがいます。
もちろん
こんな人(営業マンや販売員)から
私は商品を絶対買いません。
それ以前に
早く話を切り上げたいと思います。
実は面接試験で
これらの営業マンと同じような就活生と
出くわすことがあります。
何を聞いても
自己アピールばかりする就活生がいます。
短所を聞いているのに
「短所は頑固なところです。
しかし、それこそが私の長所でありまして・・」とか
最初の自己紹介で
私の強みは行動力であることです。なぜなら・・と
言い出す就活生もいます。
『○○力がある』とか『○○のような人間』という
本来は相手が決めることを
自分で話し、それを無理やり証明しようとしています。
とても残念です。
面接だから
『なんとか短時間で自分を売り込まないと』と
思って、無理をされているのかもしれません。
気持ちは分からないでもないのですが
こんなことはする必要もありません。
これらは全て
人から嫌われる行為そのものです。
一生懸命、嫌われるために
面接に臨むなんて、
そんな無意味なことはしないでください。
『ニコニコしながら
人(人事)の話を一生懸命
聴いて
そして、的確に答える。
もちろん楽しそうに・・・』
これが一番です。
人として当たり前のことが
できているかどうかそれが大事ですし
そんなことを人事は見ています。
人事もこんな人と一緒に働きたいですから。
面接で受かる人は会話をしてくれる人
面接で落ちる人は会話をしてくれない人
簡単に言えば、そうなります。
どんなときでも
会話が決め手になりますね。