お互いの利益を考える

今日の思いつきコラムは
将来塾卒業生から届いたメールから
はじめます。

(卒業生からのメールです)

柳本さん

こんにちは。
ご無沙汰しております。
お元気でいらっしゃいますか?

卒業して二ヶ月経ち、近況報告をと
思いましてご連絡致しました。

何から報告していいのか・・・迷って
しまいますが、
一番の報告は今の会社に入社して
本当に良かったということです。

柳本さんが良い会社だと
教えてくださったことに感謝しています。

働く人がどんなに「自分の会社は良い会社」と
言っても、お客様はじめ会社と関わりのある方々が
「良い会社だ」と思っていなければ、
意味がないですよね。

また、働いてみて「どこで利益が発生するのか?」
ということを意識する大切さを実感しています。

仕事をしていく上で、直接的に
利益を生み出すことは意外と少なく
でもその積み重ねが信頼を築く重要な
ことだということにも気がつきました。

少し話は変わりますが
お客様の中でも
互いの利益を考えながら最善の策を
考えてくださる方もいっしゃいます。

本当に素敵な方々です。

「この仕事はどうやって利益を得ているんですか?」と
聞いてくださる方には普段言い出しにくい
利益関係について正直にお話することができます。

こちら側のことまで考えてくださって
実にありがたいなと思います。

このことは
就活生においても同じだなと思います。

全く利益をあげられないことばかりに注目して
「こういう仕事がしたい!」
と言っても相手には響かないですよね。

立場が変わって初めて気がつきました。

柳本さんがおっしゃっている
「お客様は誰か」ということを意識できる
ということは、社会において非常に
重要なことだと思います。

これに気がつくと、日常生活で自分
が逆の立場となったときに、相手と
良い関係を築けるなぁとも思っています。

まだまだお話したいことはたくさん
あるのですが、学んだことが社会人に
なってからたくさん活かされていること
を取り急ぎ伝えたくご連絡しました。

今後ともどうぞよろしくお願いします!

(柳本)

Mさん

ありがとうございます。

素晴らしい気づきですね。

こんなふうに社会人の方々が
仕事でいろんなことを気づけたら
もっと素敵な社会になるだろうと思います。

就活生もこのコラムを読んでくれているので
とっても参考になると思います。

面接でも「御社はエコにどれだけ力を入れていますか?」とか
「ボランティンア活動など会社で
一丸となってやっているんでしょうか?」と
訊いてくる就活生がいます。
本筋とは違う話なので、会社側からすると
残念な思いで、答えています。

お互いに利益を出し合う関係。

これが社会人の繋がりですよね。

自立ってそういうことだと思います。