「くれくれ病」と「くれない病」

昨日のコラムで
理想の上司の話を書きました。

その中で
「くれくれ」の話を書きましたが

この『くれくれ病』や『くれない病』の方
確かにいますよね?

あなたの周りにもいませんか?

自分ですべきことでも人に
「●●してくれ してくれ」と
押し付けてくる人がいます。

就活生で
「志望動機を書いてください」とメールで
依頼してくれる方がいますが
これはもう完全に『くれくれ病』です。
志望動機は自分がその会社で何をやりたいのか?と
いうことですから
それを他人が書けるはずもありません。
添削依頼なら分かりますが
「志望動機を書いてください」は
明らかにおかしな依頼です。

「●●してくれなかったら
僕はこうなった・・・」とか
責任転嫁ばかりしたがる人がいます。

少し前
会社に勤める友人が部下に怒られたそうです。

「先輩が僕を指導してくれなかったから
 僕は客の前で恥を掻いたじゃないですか?
 なぜ見積書に金額を書かないといけないって
 教えてくれなかったんですか?」と。

当たり前のことすら知らないで
それを先輩の責任にしたようです。

この後輩も明らかに
『くれない病』です。

私も周りにも残念な考え方の人はいました。

自分がミスをしたのは
●●君のせいだ!と
全く関係のない人に責任を
押し付けてきた人がいました。

いい歳をして、これはないだろう?と
思いました。

ここまできたら
どうしようもないですね。

病も
もう治らないかもしれないです。

それが癖になっているので
ご自身が『くれくれ病』や『くれない病』に
掛かっていることすら
気づいてないかもしれません。

気づいていたら
人はそれを治そうとしますからね。

「●●してくれないから・・・」
もしこの言葉が口に出たら
自分は『くれくれ病』や『くれない病』
かも知れないと
疑った方がいいかもしれませんね。

この病に蝕まれると
気がついたら
自分の周りに人が
いなくなっているかも知れません。

気をつけないと・・・