今日の思いつきコラムは
友人の志賀美春さんのメルマガの引用です。
今日、志賀美春さんの講演会に
参加しました。
今日の講演会でも最後は
陰と陽のお話でした。
光があるから影がある。
暗いところがあるから明るいところが輝く。
私はついつい明るいことに
目が行き過ぎるので
この考え方をもっと学びたくなりました。
志賀さんのメルマガから
<私の思い>
古代中国から伝わる陰陽思想。
全ての森羅万象は
陰と陽からなっています。
陰の中に陽があり、陽の中に陰がある・・・。
陽たらんとするには陰を知らねばならず
陰たらんとすれば陽を知らずにはなれない・・・、
という考え方です。
これは、理論としては分かっていても
世間ではその中庸の調和という見方が
往々にして見落とされていることが
多いのではないかという気がします。
例えば、「ネガティブはいけない」と
思い込むと一切のネガティブは悪であり、
不要である、とする傾向があります。
しかし、陰陽思想からすると、ネガティブを定義し
それをしっかりと理解しないと、
ポジティブな状態を創り出すことができないわけです。
エネルギーの大きさもU=hgm(物体の持つ位置エネルギーU は
物体の質量m と高さh に比例する)
という方程式にあるように
hという高さが高いほど大きくなります。
このhは、陽と陰の落差のことに相違ないことは
紛れもないことだと思います。
つまり、とことんマイナスを知らなければプラスも得られない
ということを認識し、
その位置エネルギーの差を創り出すように
認識を可能な限り大きく転換することこそが
自分が出せるパワーを最大限にすることに
つながるはずなのです。
加えて、陰の中に陽があり、陽の中に陰がある
ということから考えると、
どちらかを是とし、どちらかを否としてしまうことは、
見るべきものを見ていないことに他なりません。
ネガティブは否、という立場に固執し
盲信することは、
自らのポテンシャルエネルギーを削ぎ
気付くべき事象から目を背け、
問題を認識することからも逃げる結果に
なってしまうのではないか?
と言えるのではないでしょうか。
ですから、ネガティブになることを排除せず
受け入れ、その後に陰中陽有りだ、
としっかりと認識した上でポジティブへと転換すること・・・。
これこそが
より効果を出せる考え方なのではないか?と思えます。
何はいけない、何は正しい・・・と言う思考は
それ以外を排他する考え方になりやすく、
ひとつの状態に対しての依存を
創りやすいので要注意!
素直な感情を受け入れた上で
そのギャップを大きく陽転化することこそが
ポジティブシンキングと言えるのではないでしょうか?
そうでなければ
ただのポジティブシンキング信仰への依存者なだけ・・・。
そう思いませんか?