「会話をしてくれない学生との
面接は本当に疲れますね。
用意してきたことばかり
これでもか!というぐらい
話す学生もいますけど
もう聞いてられないです。
柳本さんが仕事で一番疲れるのが
面接試験だと言われていたのが
今ではよくわかります」
昨日、人事担当者と頑張っている
若手社員とお会いする機会がありました。
彼女は昨年から人事担当者になり
最近は毎週、面接試験を行っているそうです。
やはり会話をしてくれない学生さんが
多く、大変な思いをされていました。
昨日、日経新聞に面接試験のお話が掲載されていました。
面接官(面接担当者)が語る「こんな学生は勘弁してほしい」
という記事でした。
何を聞いてもアピールに繋げてくる
残念な就活生のお話が次々と掲載されていました。
ひとつの例を紹介すると
「私は海外でバリバリ働きたいです」(就活生)
「いや、ただ当社の場合、マーケットは国内だけなんでが・・」(面接担当者)
「わかっています。それもでも私は海外で働きたいんです」(就活生)
このような感じです。
こんな就活生、いるわけないやろ?と
疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
私もこの状態と同じことを
経験していますので、これはまさしく実話でしょうね。
ご本人は、積極性をアピールしているつもりかも
しれませんが、聞いている側(私)は
「じゃ、他の会社を受けたら?」と思いました。
ここまでくると
『企業研究をしている・していない』の
レベルではなく
単なる勘違い学生だと判断されることでしょう。
面接試験は、売り込みの場だと
勘違いしている就活生も
多いのですね。
面接試験は、会話をする場だと
認識を改めてくれると嬉しいですね。
「会話してください」
「お願いします」