感謝の心の深い人

昨日5月5日は

長嶋茂雄氏と松井秀喜氏との

国民栄誉賞授与式が行われました。

 

とても素敵な式典でしたが

私は特に松井さんの表彰式のあいさつが

印象に残りました。

(長嶋さんに関しても

 とても感動的なことがあったのですが

 今日のコラムでは松井さんのことだけ

 書くことにします)

 

あいさつの言葉をニュースの記事から

転記します。

 

 

(松井秀喜さんのあいさつ)

 

わたしはこの賞をいただき

大変大変、光栄ではありますが

同じぐらいの気持ちで恐縮もしております。

 

わたしは王さんのようにホームランで、

衣笠さんのように連続試合出場で、

何か世界記録をつくれたわけではありません。

 

長嶋監督の現役時代のように

日本中のファンの方々を熱狂させるほどの

プレーができたわけではありません。

 

僕が誇れることは、日米の素晴らしいチームでプレーし

素晴らしい指導者の方々、チームメート

そして素晴らしいファンに恵まれたことです。

 

今後、偉大なお三方の背中を追いかけ

日本の野球を、そして野球を愛する国民のみなさんの力に

少しでもなれるように努力していきたいと思います。

 

このたびは身に余る光栄ではありますが

ただただ、私を支えてくださったファンの方々

そしてわたしが野球でかかわったすべての方々に

感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

 

 

(柳本)

 

松井さんのこの言葉は

心からの言葉だと思います。

 

松井さんの選手時代の

大活躍は、この感謝の心の深さが

一番の要因だと私は思います。

 

もちろん身体能力の高さや

努力の積み重ねは言うまでもありませんが。

 

感謝の心の深い人は

どの世界でも

いなくてはならない人に

なっていくように

私は思います。

 

 

国民栄誉賞

受賞、本当におめでとうございます。