一生懸命で、正直な人と働きたい。

「自信はないですが

 一生懸命に仕事に取り組みたいと思います」(就活生)

 

「正直ですね。

 まだ仕事もしていないのに

 自信なんて、あるわけないですよね。

 その姿勢で、これからもがんばってください。

 一緒に働きましょう」(人事部長)

 

この会話は就活生と人事部長との

実際のものです。

 

私の著書『短所を言えたら内定が出る』を

読んでくれた学生さんがくれたメールの一部分を

記載しました。

 

彼は一生懸命に

企業研究もして、仕事のことを

詳しく調べたそうです。

 

調べれば調べるほど

社員の方々の仕事のレベルが

いかに高いものなのか

わかってきたそうです。

 

自分がこんなにレベルの高い仕事を

全うできるのかどうか

不安になっていったそうです。

 

最終面接試験にて

人事部長から

「これからする仕事は

 自信がありますか?」と

尋ねられたそうです。

 

正直に答えるしかないと

思い、上記のように

答えたそうです。

 

「自信ありますか?」と

聞かれて

「自信はありまぜん」というのは

とても勇気が入ったと思います。

 

こんなことを言うと

面接で落とされるかもしれないと

不安にもなるでしょうから。

 

もちろん彼は

「自信がありません」と言ったから

受かったのはありません。

 

受ける会社の仕事を徹底的に調べていくうちに

レベルの高さを知り、それで「自信がない」と

言ったのです。

 

仕事への前向きさの表れです。

 

なんの努力していない人が

「自信がない」というのとは

意味が全く違います。

これだけは誤解のないように

お願いいたします。

 

『一生懸命で、正直な人』

 

私もこの会社の人事部長

同様に、

こんな人と一緒に働きたいです。