野球も仕事も『みんなで勝つ』が正しい。

今、野村克也さんの

『楽天はなぜ強くなれたのか』(PHP出版)を

読んでいます。

 

186頁に、このようなことが

書かれていました。

 

私は監督時代、球団に頼んでいた。

「個人記録ではなく、チーム成績を

 年棒やボーナスに反映させてください」。

Bクラスならダウン、Aクラスならアップ、

優勝なら大幅増。

それでも個人記録を出来高に加えるなら

打率と本塁打ではなく

「打点、出塁率、進塁打にしてほしい」と要望した。

チームへの貢献度を示す数字を重視すべきだ。

野球は団体競技である。

球団はその観点に立ち返り

契約をもう一度熟慮すべきではないか。

その上で監督、コーチも「フォア・ザ・チーム」の

精神を説き続ける必要がある。

 

 

このような内容でした。

 

たしかに、この考え方が

浸透すれば強くなるよなと

思いました。

 

私は今、仕事で13社の

人事顧問を務めています。

 

13社とも業績がいい会社ばかりです。

 

どの会社も個人競争を強いるのでなく

チームで勝つ仕組みを持っています。

 

『みんなで勝つ』

 

この姿勢は

野球でも会社でも大事ですね。