今日、百貨店に贈り物のお菓子を買いに行きました。
「お礼の品なので
のし紙をお願いします。
私が書きますので
筆ペンお借りできますか?」(私)
「はい、かしこまりました。
お名前を教えてください」(店員さん)
「私が書きますので
筆ペンを貸してもらえますか?」
「あっはい、どうぞ」
「すみません。この筆ペンは
葬儀とかで使う薄墨のペンなので
あちらに置いてある普通の筆ペンを
お借りできますか?」
「いえ、これは呉竹の筆ペンですから
そのようなことはありません」
「呉竹とか、メーカーは関係ないんです。
薄墨・・この灰色ペンは
お葬式とかで香典などに使う専用のペンなんです」
「そういうことでしたら
別のものをお持ちします」
「灰色のは香典用、お礼などは黒。
このことだけは
覚えておかれた方がいいと思いますよ」
「はっはい。かしこまりました」
う~ん
ほんまに残念ですね。
日本の素晴らしい文化が
どんどん消えていくような気がして。
実は、最近
百貨店ですら
のし紙というと
わからない若い店員さんが
増えてきていますね。
贈答用品を毎日
扱っているはずなのに・・・。
どのお店でも接客の研修は
されていると思いますが
と同時に日本の文化を教えて
おかないといけないですね。