愚痴

「俺、愚痴は言わないようにしているねん。

 だってさ、あの間が嫌やから」(友人)

 

「間って?」(私)

 

「愚痴を言ったら

 相手は『・・・・・大変ですよね』って

 どう言ってあげたらいいかわからなくて

変な間が空くやろ?

 あれが申し訳なくてね。

 前向きな相談なら、したらええやろけど

 愚痴はあかんわ。

 人に迷惑掛けるだけやから。

 愚痴ばかり言っている人達は

 迷惑を掛けていることすら気づいてないし、

 人の時間、奪ったらあかんからな」(友人)

 

以前、友人と話していたときに

こんな話をしていました。

友人は、とっても人柄のいい人間です。

その分、どうしょうもない愚痴を

他の人から聞かされることも多かったようです。

 

彼は、気づいたそうです。

自分が愚痴を一切言わなければ

周りから愚痴を聞かされることも

きっと減るだろうと。

 

案の定、愚痴を一切言わない彼に

愚痴を言う人はほとんどいなくなったそうです。

 

まずは自分からですね。

何事も。

 

愚痴は言うのも聞くのも

めんどくさいもんですからね。

 

女の子の愚痴はいくらでも聞けますけど

男の愚痴、しかもおとなの男の愚痴は

聞きたくはないですよね。