「就活はまず自己分析から始めるものだ」と思い込んでいる就活生とよくお会いします。
自己分析にのめり込んで身動きがつかない人や、
分析をすることで自分を見失っている人もいます。
その労力と時間があまりにもったいない。
行動せずに分析ばかりしていても、自分の良さは見えてきません。
ぜひ友達同士で「将来、どんな仕事をしたいのか?」を語り合ってください。
思いは言葉にすることで、カタチづくられていきます。
その中で、自己分析も自然と進んでいきます。
面接試験にはマニュアルなんて、存在しません。
同じ回答をしたとしても、話す人によって結果は変わるものだからです。
例えば、ある女の子がいたとします。
彼女が2人の男性から同時に「愛しています」と言われたとしましょう。
一人は、大好きなA君、もう一人は大嫌いなB君。
同じ言葉でも彼女は全く異なる感情を持つはずです。
このように同じ言葉を言ったからといって、同じ結果にはなりません。
面接試験も同じです。
にも関わらず、「こう言えば受かる」と思い込み、就活マニュアル本に頼る人がいます。
そんな無意味なことはやめて、自分が良いと思うことを実践していってください。
「仕事ってなに?」と聞かれて、ひと言で言い切れますか?
入社後、ずっと関わる仕事について、ぜひ理解を深めておいてください。
仕事とは、『人のお役に立つこと』です。
お役に立つための仲間を募るのが企業の採用活動です。
仲間を募った時に、二人の人がいたとします。
・内定をもらうことに必死な人
・企業の発展に興味関心が強い人
どちらが採用されるのかは、言うまでもありません。
『内定をもらう』ために力を注ぐのではなく、
『志望企業』のお役に立つために就活を頑張ってくださいね。
お給料は誰からいただくものなのかご存知ですか?「会社から」「社長から」と言う人もいますが、
お給料は本来「お客様から」いただくものです。
会社のメンバー全員がお客様のお役に立ち、報酬をいただきます。
その分配の一部をお給料として、いただくことになります。
元々は全てお客様からいただいているのです。
だから、企業研究をする際に、その企業の「お客様が誰なのか?」は必ず調べておいてください。
そして、「お客様のお役に立つために、自分はどんなことができるのか?」を考えてください。
この理解があって初めて、面接では会話が成立します。
みなさんは、どんな人と一緒に働きたいですか?
楽しい人、明るい人、元気な人、こういった人であれば、一緒に働きたいなと思いませんか?
『明るく・元気で・素直』これは大事なキーワードです。
逆に無表情だったり、苦虫を潰したような表情をしていたりすると、
採用担当者も話しにくいのです。
こういった人と話すのは、みなさんも苦手だと思います。
ぜひ、面接では笑顔で明るく会話をしてください。