先日、阪南大学で『質問力セミナー』をしました。
『私(柳本)に質問』というコーナーで
「柳本さんはなぜ若くして起業したんですか?」と
学生さんから尋ねられました。
「うん。一つは若くして亡くした父との約束でした。
もう一つは『自分がしたいこと』
『正しいと思うことだけできる』から
起業したんです」と言いました。
『正しいと思うことを仕事でする』これは本当に大事なことです。
もちろん、日本中のほとんどの方々が、自分が正しいと思うこと
お客様にとって、これがいいと思うモノを作り販売していると思います。
ただ私が会社員時代
自分ならお客様のためにもっといいモノが作れると思っていました。
上司にもその話を何度もしましたが、私の思いはなかなか通らす
既存の商品を売るしかありませんでした。
将来塾を17年運営していますが
この塾は一切利益が出ません。
塾生にも「年間に掛かるこのセミナー室の家賃だけ
皆で払ってくださいね。その料金設定なんです」と
言っていますし、それが事実です。
学生さんの将来が輝くための大事なことを
お伝えしたいという思いでこの塾をしています。
私が会社員で「利益は出ませんが、私は将来塾を
やりたいのでやらせてください」と言っても
きっと経営陣には理解してもらえないでしょう。
自分が社長だから
「儲からなくてもやる」と意思決定できます。
やりたいことがいろいろとあったので
私は起業してよかったと思います。
今は昔と違って
会社のなかでもいろんな新規事業が
次々に生まれています。
会社員の方やこれから就職される方は
自分がやりたいことで
人の役に立つこと
会社であれば、それで利益もじゅうぶんに出ることを
提案して、どんどんやってみてください。