先月、毎日新聞の記事で

株式会社いづよねの採用試験のお話が

掲載されました。

記事を書いてくれたのは

友人の石渡嶺司さんです。

 

株式会社いづよねの川崎社長は

9月に、就活生10名と

焼肉宴会をしました。

 

採用を手伝ったということで

私もその場に呼んでもらい 

みんなで楽しく、おいしく

焼肉を食べながら盛り上っていました。

 

この宴会は何かというと。

いづよねの新卒の選考試験で落ちた（落とした？）
学生さんたちとの宴会です。

 

川崎社長は、最後に

皆さんにこんな話をされました。

 

「わざわざ、うち（いづよね）を
　受けてくれたのに
　時間も交通費もかけて来てくれて
　こんな僕のくだらない話を聞いてくれて・・
　それやのに
　不採用通知一枚を送るだけで
　ええんやろか？
　それが、ほんとに心苦しくて・・・
　いづよねが大きな会社やったら
　ここにいる10人
　全員来てくれと言うんですけど
　すみません。
　ちっちゃい会社で
　一人しか採用できなくて。
　でも、今日
　みんなが来てくれて
　みんなに逢えて
　僕はほんまにうれしいです。

みんなに出逢えたご縁に

心から感謝しています。

今年から新卒採用をはじめて
　よかったと心から思っています」（川崎社長）

 

最後のお話を聞きながら
私は涙しそうでした。

 

採用の仕事を生業にしている私には

深い学びでした。

 

採用試験ですから合否はあります。

 

今日で、お別れとなる学生さんに対して

何ができるのか

せめてできることは何なのか

意識しながら仕事をしてきます。

 

川崎さん、この席に呼んでくれて

ありがとうございます。

 

とても意味のある一日でした。

 

石渡さん、記事にしてくれて

ありがとうございます。

 

お二人に出逢えたこのご縁に

心から感謝しています。