「考える」と「悩む」の違い

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みなさんは、「考える」と「悩む」という言葉を

どう解釈されていますか?

 

いろんな解釈があるでしょうね。

 

私が思う「考える」と「悩む」は

このような感じです。

 

「考える」とは物事をシンプルにしていくこと。

即ち 課題を解決に導く行い。

 

「悩む」とは物事を複雑にしていくこと。

即ち やみくもに無駄な時間を費やす行為。

 

私の著書『短所を言えたら内定が出る』のなかで

悩んでいるのはもったいない、まず行動してみようという

書いたところ

ネットの感想にて

「この著者は何を言っているんだ」と

お叱りの言葉を頂戴したことがあります。

 

たぶん、悩むという言葉の意味の捉え方が

違ったのでしょう。

 

次回、改訂版を出すときには

冒頭に書いたように

自分なりの定義を先に書いておかないといけませんね。

 

感想を書き、教えてくださった方に

感謝しています。

 

今年の春の話ですが

私の顧問先の新人K君と

食事をしながらお話していました。

 

このときに

「K君、この一年で、

 一番成長できたことは何?」と

私が聞くと

 

「この一年で一番成長できたと思うことは
 『悩むのがもったいない』と
 思えるようになったことです。
 考えて解決策が見つかることは
 一所懸命に考えますけど…
 解決策もないような悩みを抱いていても
 何の意味もないと、わかったんです」

 

彼はこんな話をしてくれました。

 

彼が今

会社で大活躍しているのは

言うまでもありません。

 

 

悩む必要はなく

考える必要があるだけです。