原理原則

昨日、東京から友人が来てくれました。
将来塾の授業の最後に
「何事も原理原則ですよ。
道理がわかれば、迷うことはないです」と
話してくれました。

相変わらずいいことを言ってくれるなと
思いながら
私は話を聞いていました。

原理原則を辞書でひいてみると。
「原理」は物事を成り立たせる根本的な決まりの意
「原則」は人間によって社会に適用するために決められた規則の意
と書かれています。
(三省堂 大辞林より)

この原理原則を知るとは
世の中のルールを知るという意味だと
私は捉えています。

目標を持って練習する人には成果があり
サボる人には、焦りが増すということです。

準備万端で本番を迎える人と
テキトウにその日を迎えた人とは
結果が大きく変わってきます。

以前
大学での就活講座にて模擬面接をしました。
二人の男子学生がその面接に参加しました。

「自己紹介からはじめましょうか?
 1分程で、お話いただけますか?」と
私が言うと

A君はしどろもどろになっていました。
私は彼がなにを話しているのかさえ
わかりませんでした。

B君はアルバイトの話をし
今どれだけそれが楽しいのかを語ってくれました。

模擬面接終了後
私はA君とB君とに聞きました。

「模擬面接で、1分間の自己紹介から
 はじめるよ、と前もって伝えていたけど
 どれぐらいその練習をしてきましたか?」

「・・・・特にしていません・・・
就活が忙しくて
企業の説明会などにも行っていたので・・」(A君)

「100回以上練習はしましたが
 何回しかまでは覚えていません。
 ただ自分なりにきちんと話ができるようには
 しておこうと思いました」(B君)

練習もロクにせずに結果を求めても
なにも手にすることはできません。

まさに原理原則ですね。

原理原則の話はまたコラムでも
書くことにします。